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コネクトホール 耐震性に優れたマンホール
施工参考図
●底版の裾付け
底版は側面の4箇所の目印をもとにマンホール芯に合わせ、同時に下流部目印と現場の流出官の芯が一致するように袖付ける。
次に、底版の水平度と高さの調整を行い、底版の上面が流出官底高よりh3下った高さであることを確認する
●底版の止水
底版の接合部に貼付されているコネクトテープの紙をはがし、ゴミ等を除去する。次に、コネクトテープ外側にコネクトシール(Ⅰ種:ブチル系、Ⅱ種:水膨張性)を充填する。
●官取付壁の裾付け
官取付壁は底版に表示されている足掛金具(ステップ)位置とを合せて裾付け、連結ボックスとコネクタ―を連結ボルトで緊結する。
連結方法はコネクターに連結ボルトを取付けてこれをガイドとして連結ボックスの孔に通す。
次に、コネクトワッシャー(A)(B)を差し込み連結ボルトを締めつける。
●直壁の裾付け
直壁は官取付壁の足掛金具(ステップ)位置と直壁の足掛金具(ステップ)位置とを合わせて裾付け、連結ボックスとコネクタ―を連結ボルトで締めつける。
連結方法はコネクターに連結ボルトを取付けてこれをガイドとして連結ボックスの孔に通す。
次に、コネクトワッシャー(A)(B)を差し込み連結ボルトを締めつける。
●斜壁の裾付け
斜壁の直壁の足掛金具(ステップ)位置と斜壁の足掛金具(ステップ)位置とを合わせて裾付け、連結ボックスとコネクタ―を連結ボルトで締めつける。
連結方法はコネクターの連結ボルトを取付けてこれをガイドとして連結ボックスの孔に通す。
次に、コネクトワッシャー(A)(B)を差し込み連結ボルトを締めつける。
●調整リングの取付け
調整リングは斜壁に取付けた受わくボルトに調整リングの受わくボルト用孔を通して裾付ける。
●マンホール深さの微調整
マンホール深さの微調整は受わくと調整リング(又は斜壁)の間に調整パッキンをはめ込んで行う。
(調整パッキンは暑さ5㎜と10㎜があるのでそれらを組み合わせて使用する。)
●マンホール深さの微調整部分のモルタル充填
調整パッキンを使用する場合には受わくと斜壁(又は調整リング)との間に調整パッキンの高さ分だけのすき間ができる。
上から荷重を平均に伝えるようにこのすき間にモルタルを敷き、その上から受わくを抑えつけるように取り付けるのがよい。
●受わくの裾付け
受わくはふたの開閉方向を考慮して、斜壁に取付けた受わくボルトを受わくボルト孔に通して裾付ける。
次に、水平度を確認したのち、ナットを締め付けるとともに片舌付けワッシャーを曲げて、ナットのゆるみを防止する。さらに3か所のボルトナットを包むように周囲全体をモルタルにて施工する。
また、受枠ボルトを再使用する場合はキャップをしておく。
●連結ボックス及び目地仕上げ
裾付け完了後連結ボルトの締まりを確認したのち連結ボックスの内部はモルタルを充填し、連結ボックス表面及び目地部分には、Ⅰ種の場合コネクトモルタル、Ⅱ種の場合はポリウレタン樹脂を施す。